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インプラント

© Tsukuba Dental Clinic

Medical インプラントとは

インプラント治療とは、虫歯や歯周病の進行、打撲などの外傷のほか、先天的な原因などにより歯を失った場合に、歯がなくなった場所にチタン製の歯根を埋め込む治療法です。なくなった歯が一本の場合から、すべてなくなった場合まで有効です。

インプラントの特徴

インプラントに使われるチタンという金属は、アレルギーが少なく、咬む力に耐えられる強度があります。チタンと骨が結合するのでしっかりと固定することができ、治療後は違和感がないため、天然の歯と変わらない噛み合わせを実現できます。

また、残っている他の歯を削ったり、装置をつけたりすることもありません。他の歯に負担をかけずに治療ができるのです。

他の治療法との違い

インプラント インプラント
メリット
  • ・自分の歯を削らない
  • ・周りの歯への負担が少ない
  • ・見た目は天然の歯と違和感がない
デメリット
  • ・自由診療のため治療費が高額になる
  • ・治療期間が長い(6ヶ月~12ヶ月)
ブリッジ ブリッジ
治療法

ブリッジとは、なくなった歯の両隣の歯を削って橋げたとし、そこに橋を渡すように人工の歯をかぶせる治療法です。

メリット
  • ・保険適用で治療費を抑えられる
  • ・天然の歯に近い使用感で、違和感が少ない
デメリット
  • ・健康な歯を削る必要がある
  • ・削った歯が虫歯や歯周病になるリスクが高まる
  • ・失った歯の負担が他の歯にかかる
部分入れ歯 部分入れ歯
治療法

部分入れ歯とは、なくなった歯の隣の歯に金属などのばねをひっかけて固定する治療法です。

メリット
  • ・保険適用で治療費が比較的安い
  • ・条件が厳しくなく、多くの場合で治療が可能
デメリット
  • ・固定のばねが目立ち、見た目が悪い
  • ・装着に違和感があることが多い
  • ・発音しにくい、しゃべりにくいことがある
総入れ歯 総入れ歯
治療法

総入れ歯とは、歯が一本も残っていない場合の治療法です。プラスチックの土台に人工歯が固定されており、それを歯茎に装着します。

メリット
  • ・保険適用で治療費が抑えられる
デメリット
  • ・歯茎が瘦せるため、数年ごとの作り替えが必要
  • ・装着の違和感、話しにくさがあることが多い
  • ・発音しにくい、しゃべりにくいことがある

インプラント治療の注意点

インプラント治療は外科手術であるため、治療を受けるには全身の健康状態が良好である必要があります。また、治療期間は長く、保険適用外のため治療費は高額になりがちです。

治療の条件は、治療予定の場所に骨がしっかりとあることです。骨が足りないとインプラントを埋め込むことができないためです。骨が足りない場合は、骨移植手術を受ける必要があります。

治療後、毎日のケアが不十分であったり、定期的なメンテナンスを受けていないことで、インプラント周囲炎というインプラントの歯周病にかかる恐れがあります。末期になるとインプラントがぐらつき、抜け落ちてしまいます。インプラント周囲炎は、自然に治ることはないため、歯科医院で適切な処置を受けることが必要です。

インプラント治療の後には、これらのような問題が起きないよう、正確な診断と定期的(4ヶ月に1度程度)なメンテナンスが必要です。

Q&A よくあるご質問

費用はどれくらいですか?
インプラント治療は基本的には40万円ほどかかります。インプラントを行う場所やその環境によっては別途の費用がかかることがあります。
治療期間はどれくらいですか?
条件が良い場合はインプラントを埋めてから約6ヶ月ほどで歯が完成します。しかし、インプラントを行う場所にまだ歯がある場合や、インプラントを行う予定の場所の状態が悪い場合には完成まで12ヶ月ほどかかる場合もあります。
どれくらい持ちますか?
必ず何年持つといった確実なデータはありませんが、現在のインプラントは10年生存率が90%を超えると言われております。しかし、インプラントが健康な状態を保っていたとしても、インプラント周囲炎という歯周病のような状態になってしますと寿命は短くなります。これらを予防するためには、インプラント治療を行った後も検診やクリーニングを定期的に行っていくことが大変重要です。
メリット・デメリットを教えてください
インプラントの大きな利点は自分の歯と同じように噛めることです。歯を失った場合にはインプラントのほかにブリッジや入れ歯といった治療法がありますが、噛む機能を回復させることに関してはインプラントが最も優秀です。また、治療に際して隣の歯を犠牲にすることなく治療を行えるというのも大きな利点です。従来の治療では、治療を行うためには隣の歯を健康な状態だったとしても、削ったり、負担をかける必要があります。負担のかかった歯はまた悪くなりやすく、長期間持ちにくいと言われています。インプラント治療はそれらをする必要がないので、隣の歯に迷惑をかけずに済みます。
インプラント治療後に痛みや腫れはありますか?
治療には局所麻酔を行いますので、術中の痛みはありません。しかし、外科手術を行っていますので、術後に腫れや痛みが数日間続く可能性はあります。このような痛みを最小限にするために術後には抗生物質や鎮痛剤などを服用していただくことで対処しています。
インプラント治療に年齢制限はありますか?
成長期の方にはインプラント治療は行うことができません。20歳からの方がインプラント治療の対象となります。年齢の上限はありません。
インプラントに保証などはありますか?
当院では3年間の保証をしております。ただし、インプラント治療後に当院での定期的なメンテナンスを受けて下さった方に限ります。
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